ケーキ屋さん。集落の畑で芋掘り大会

淡路島で「淡路たかたのケーキ」として2店舗を展開する高田和明さん。実はオーナーのご自宅が下集落内にあります。洋菓子店のオーナーとしての忙しい仕事の合間に実家の農作業もこなすタフな毎日を過ごしておられます。

「たかたのケーキ」では淡路産の食材を生かした洋菓子づくりに取り組んでおられますが、その食材の調達と従業員の親睦を兼ねて毎年「芋掘り大会」が従業員総出で催されています。

 

芋の品種は「なると金時」。わざわざ鳴門市内のJAより苗を取り寄せ今年5月に植え付けを行ったそうです。今年はなぜか生育が悪く、高田さんも北淡路農業改良普及センターに相談に行かれるなど、ご苦労があったようです。

例年より少し遅くなりましたが、集落内の高田さんの畑には若い従業員の皆さんが集まりワイワイガヤガヤ芋掘り大会が始まりました。

 

今年でこのイベントは8年目。毎年さつまいもを従業員の手で収穫し、様々なレシピに姿をかえてお店のメニューをいろどります。メニューの一部を紹介するとスイートポテトはもちろん「お芋のショートケーキ」や「お芋をパイで包んだイモパイ」など5種類ほどのメニュー展開を考えられているようです。淡路島に来られたらぜひ「たかたのケーキ」をのぞいてみてください。鮎原下のなると金時が食べられるかもしれません。   とにかく楽しげなこのイベント、虫を見つけてはキャー、鍬でサツマイモに傷をつけてしまってはキャー、集落中に楽しい笑い声がこだまします。

昨年も長年農業を続けてきた方が、この光景をみて「これからはあんな農業せなあかん!」と話しておられたのを思い出します。

高田さんは今後さつまいもだけではなく、地産地消の観点からも新しい食材の栽培を計画中です。近いうちにリレーインタビューに取り上げたいと思いますのでご期待ください。

まずは楽しいスナップをご覧ください。

 

淡路たかたのケーキ ホームページ http://www.takatanocake.com/

雑誌 SAVVY (サヴィ)で紹介されるなど、お洒落なケーキ屋さんです。ぜひお立ち寄りください。