鮎原下集落「宣伝部長」から最新ニュースをお伝えします。
2015年の活動をまとめたポスターを作成
菜の花共同栽培 生育状況（井堀編）
菜の花の成長記録（播種から62日）
「2016年春 かかしコンテスト」告知看板設置完了！
2016年春 かかしコンテスト開催 鮎原下の２代目宣伝部長 大募集！
中山間総会において菜の花まつりの開催決定
鮎原下にサンタの案山子 出現！
宣伝部長 任命式
初めての新型トラクター納車
菜の花畑の発芽状況（播種から２４日目）
私たち”もうひと花咲かせ隊”は、２０１５年１０月の活動開始からまだ、２カ月余り。『集落全員が一致団結して営農活動の継続を実現する』という、漠然（ばくぜん）とした目標を掲げて初めの一歩を踏み出したばかりで、次の一歩を何処におろせば良いのかも分かりません。
そんな私たちに、この案山子（かかし）は「べっちゃない、いけんだぁ」と、笑ってくれました―。彼は、隊の宣伝部長であり、心強い応援者でもあります。
これからの私たちに勇気と淡路島に元気を与えてくれる”かかしコンテスト”にご参加いただける方を募集いたします。私たちが初めて蒔いた菜の花が見事に”もうひと花咲かせる”２０１６年の春を、集落みんなが心待ちにしつつ。
２０１５年１２月
もうひと花咲かせ隊一同
かかしコンテストの募集要項はこちらをクリックしてご覧ください。
「もうひと花咲かせ隊」の活動が2015年11月13日、全国農業新聞に掲載されました。
「もうひと花咲かせ隊」結成と菜の花種まきが、地元ケーブルテレビの取材を受けました。（取材日：10月27日放送日：10月28日更新分「すもとかわらばん」）
淡路島テレビジョン様 外部リンク（取材の内容はこちらのリンクをご覧ください）
「もうひと花咲かせ隊」の活動が2015年10月29日、神戸新聞に掲載されました。
「もうひと花咲かせ隊」の活動が2015年10月29日、産経新聞に掲載されました。
それでは、下集落中山間活動組織の概要を、広報担当の奥和道より説明いたします。
中山間活動組織書記 奥和道（広報担当）
この活動組織では、集落の農業活動の継続を第一の目的としています。
集落の皆さんが一致団結し、機械化・農作業の共同化などを積極的に推進することにより、老若男女すべてが、安心して暮らせる環境を創造することを基本理念としています。
当集落は、従来から農作業従事者の高齢化問題に加え、米の販売価格の下落やイノシシ等の鳥獣害の拡大などの、急激な環境変化の問題の中にありました。
全国的な後継者不足や米販売価格の下落に加え、農用地の法面が大きい、日照不足、イノシシ被害など厳しい営農環境の中で、当集落の休耕田の拡大対策は早急に取り組むべき課題となっております。
そこで、我々が抱える諸問題の対策として、中山間地域制度交付金を有効に活用し、単に耕作放棄地の拡大をくい止めるだけでなく、皆が一致団結して積極的に共同活動に参加することにより、安心して暮らせる営農環境の実現を目指しています。
そこで、平成27年8月に「耕作放棄地拡大対策委員会」を設置しました。委員会は４０戸の全中山間協定参加者の中から、
さらに、洲本市の「菜の花・ひまわりエコプロジェクト」を活用し、休耕田に菜の花を共同作業で栽培する計画をたてました。また、９月末には、共同作業の旗印として「もうひと花咲かせ隊」の幟（のぼり）を集落の中心地にあるひまわり畑周辺に連ねて掲げました。
本格的な共同作業が始まって、まだ、ひと月ほどしか経過しておりませんが、集落の方から（特に年配の方から）「中山間は、がんばっているなぁ」など直接有難いお声を頂くことが増え、作業の励みとなっております。
平成27年度菜の花栽培カレンダー
皆で作業を分担し、休耕田の中に入って、草を刈り、耕し、種を播き、そして花を咲かせることは、単なる休耕田解消対策でなく、集落が一致団結して休耕田を花畑に再生させたことへの自信と誇り、さらには未来の希望へと繋がるものと確信しております。
来春、この菜の花畑が、見事に「ひと花咲かす」ことができましたら、集落内外を問わず多くの方々にご覧いただき、元気になっていただくことを、まだ芽も出ぬ前から夢見ています。
平成27年10月20日
鮎原下集落中山間「もうひと花さかせ隊」
隊長 高田 和明
