平成22年度生態観察会レポート

平成22年7月4日午後2時予定時間には集落のたくさんの方々がコミセンに集まってくださいました。

約50名の方々が集まり観察会のスタートです。子供会の皆さん。花作りグループの皆さん。老人会の皆さん。集落外から駆けつけてくださった皆さん。マスコミの皆さんなど、世代を超えた観察会のスタートです。

木田和夫さんの農園にたどり着くまで、先生と一緒に集落の農道を歩いてまわりました。農道脇の水田では、鮎原下集落でも少しずつ増えているジャンボタニシの状況などを確認しながら歩きました。

あまりにも天気が良すぎたこの日のコンディション、汗をかきかき木田さんの農園に到着です。

木田さんの農園では、ため池の様子や水路の様子を観察しながら谷間の農道を歩いてまわりました。

観察に少々疲れた頃、農道脇に設置した休憩所でお茶を飲んで一休み。今度は本日のメインイベント(?)とうもろこし狩りのスタートです。木田和夫さんから農園での環境にやさしい農業への取り組みの話、生で食べられる白いとうもろこし「ピュアホワイト」の説明などを聞いた後、実際にとうもろこし畑に入ってとうもろこしをもぎとりました。

採りたてのとうもろこしをまるかじり。子供たちもピュアホワイトの甘さに夢中です。

子供達だけではなく、我ら保全隊の木田一也代表も童心に帰ってとうもろこしがりに夢中です。

甘い甘いとうもろこしに舌鼓を打った後、もう少し観察を行いました。最近ではめずらしくなってしまったマシジミが見られる水路なども観察を行いました。

観察の途中では、子供達だけではなく、大人たちも生き物博士・生嶋史朗先生の説明に真剣な眼差しで聞き入っていました。どうやらジャンボタニシの駆除方法を聞き出しているようです。集落のみんさんが一体となって観察会に参加している。それが我々下集落の自慢です。

今回もすばらしいご指導をくださった生嶋史朗先生。ほんとうにありがとうございました。