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農地水環境保全隊 9年目の「クリーンアップ大作戦」

鮎原下農地水環境保全隊(木田一也代表)は2016年2月7日(日)、農道と農道周辺のクリーンアップ大作戦を実施しました。

クリーンアップ大作戦

この活動は2007年から実施している清掃活動で今年で9年目になります。保全隊の結成当初から集落内数箇所に分かれて除草・清掃活動を実施してきました。

クリーンアップ大作戦

農家の方だけでなく、非農家の方や子供たちも参加できる清掃活動として集落に定着しています。

クリーンアップ大作戦

作業場所はあらかじめ設定せず当日集まってきた皆さんとミーティングにより決定します。参加する皆さんは作戦当日までに日頃、除草ができないような場所を見つけておき、当日集合した時に話し合い、各作業場所に分かれて作業します。

クリーンアップ大作戦

クリーンアップ大作戦

クリーンアップ大作戦

非農家・子ども会の皆様は花グループが植栽する県道沿線の花壇の草引き掃除をしています。

クリーンアップ大作戦

中山間 宣伝部長、赤鬼になる!

今日から2月。4日(木)は立春ですね。
宣伝部長は、今日から3日間、赤鬼に変身しています。
さあ、みんなで、宣伝部長に向かって大きな声で
「鬼は~、外~っ!」
と、鬼を祓って、淡路島にすてきな春をお迎えしましょう!
宣伝部長の足元の菜の花も、手のひらサイズまで成長してきましたよ~。
「春よ、来い!」

宣伝部長、赤鬼になる!

宣伝部長、赤鬼になる!

宣伝部長、赤鬼になる!

中山間 耕作放棄地拡大対策委員会 作業カレンダー

2016年1月30日、鮎原下中山間組織の各班長・副班長が集まり「第3回鮎原下耕作放棄地拡大対策委員会」を開催し、27年度残り2ヶ月の活動カレンダーが決定しました。

このカレンダーのポイントは、各班が作業を分担して、作業の日にちや作業方法の詳細決定は各班に委ねられているところです。

また本年4月の「菜の花まつり」についても話し合われました。

「菜の花まつり」開催に向けて、近日中に町内会長さんをはじめ、老人会、子供会、女性会、祭礼団など町内会の各団体役員さんが一堂に会して「菜の花まつり実行委員会」を立ち上げます。

中山間が栽培している菜の花は、現在「越冬モード」で成長は足踏み状態ですが、鮎原下町内会は、この春のビッグイベント向けて、活動準備をすすめています。

耕作放棄地拡大対策委員会 作業カレンダー

耕作放棄地拡大対策委員会 作業カレンダー

鮎原下を中心とした相原地区活性化協議会(下森啓司会長)は、2016年1月24日から1月25日の2日間、三重県滋賀県方面を巡り、6次産業化農事組合法人設立後継者育成それぞれの手法について先進地視察を行いました。

『伊賀の里もくもく手づくりファーム

まず訪れたのは三重県伊賀市『伊賀の里もくもく手づくりファーム』です。現在のように農村の六次産業化が注目される前から、モクモクファームは、「おいしさと安心の両立」をテーマに、「自ら生産し」「自ら加工し」「自ら販売」するというコンセプトを貫いていました。巨大化する組織の中で一つずつ問題解決しながら農と向き合ってきたもくもくの経営手法を、松尾尚之社長からお聞きすることができました。

『伊賀の里もくもく手づくりファーム

本部事務所で社長様からお話をうかがいました

伊賀の里もくもく手づくりファーム

PaPaビアレストランで昼食。モクモクファームで作られたハム・ソーセージやパン・パスタ・地ビール・とうふをはじめ, 地元伊賀産の野菜をたっぷりつかった料理をビュッフェで楽しむ。

伊賀の里もくもく手づくりファーム伊賀の里もくもく手づくりファーム

続いて視察したのは、滋賀県甲賀市土山の農事組合法人『すごいえぇのう鮎河』です。同法人は、郷土愛を活動の原点とする中で、農作業の共同化伝統野菜の開拓環境こだわり農業の担い手育成にも取り組んでいます。また六次産業への取り組みとして鮎河産コシヒカリを使用した純米酒も開発しその販路を広げています。

すごいえぇのう鮎河

すごいえぇのう鮎河すごいえぇのう鮎河すごいえぇのう鮎河

第3の視察地は、後継者育成の一つの形、三重県多気郡の高校生レストラン「まごの手」です。運営の母体となる五桂池ふるさと村村長より、多気町が建てた建物を自治会が運営し、そこに高校生が運営するレストラン「まごの店」がオープンし全国に知れ渡るまでの経緯をお聞きしました。

高校生レストラン「まごの手」高校生レストラン「まごの手」

どの視察地も農業六次産業化の流れの中で成功事例と言えるものばかりではありますが、視察地に共通するのは、最初から大きな成果を求めず、目の前にあらわれる問題を1つずつ潰して行った点ではないでしょうか。成功する王道もなく、これさえやれば盤石だといった手法もない。地域地域に固有の問題に向き合い、集落の資源と共存していくということではないでしょうか。

農産品直売所

農産品直売所

今回の視察旅行に参加した方々は、先進地視察に刺激を受ける一方、自分たちの現状、夢について大いに語り合い将来のビジョンを育まれたことと思います。